うたかたラジオの支店、本日オープン

支店開設の経緯

雑多なものもいいけど、尖ったコンテンツもいいよね

当ブログは、2018年7月12日に開設した『うたかたラジオ』の支店です。

www.utakata-radio.com

本店は日常の気づきだとかゲーム攻略、書籍レビュー、映画のこと、食べ物のこと、ブログ運営等について思いつくままに雑多に書き連ねた、いわゆる『雑記ブログ』といわれるものです。

統一感はないですし、ブログを読みに来てくれる人が必ずしもすべてのカテゴリーに興味を持ってもらえているとは思いません。

ただ、個人的には一つのテーマに特化させて書くよりも子供のおもちゃ箱のようなどこに何が入っているのかわからないけれど、時々素敵なものが見つかるというような部分に美学めいたものを感じているので、あちらはあちらで自分がしたいことを実現できる大切な場所です。

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 一方で自分の得意なジャンルに特化したブログというのも憧れており、好きなゲームや本をまとめたページを本店でも作っているくらいです。

 

本題

禁止コンテンツの存在

そして本題の支店開設の経緯なのですが、自由に書き連ねている本店であるはずが、実は書けないテーマもあるんですね。

「書けない」というよりも「書かない方がベター」というイメージでしょうか。

うたかたラジオ本店の方では、『GoogleAdSense』を導入しています。

『GoogleAdSense』とは、個人のWebサイトに広告を掲載することで収益を得ることができるGoogleが提供するサイト運営者向けの広告配信サービスのことです。

本店のアクセス数はまだそれほど高くはないので収益も雀の涙ほどですが、このサービスにはかなり厳格な鉄の掟があります。

いわゆる「禁止コンテンツ」というものです。

 

その一部を挙げてみると、

  • ポルノ、アダルト、成人向けのコンテンツ
  • 違法な薬物や麻薬関連製品に関するコンテンツ
  • アルコール飲料のオンライン販売
  • タバコやタバコ関連商品の販売
  • 武器、兵器または弾薬 (銃火器、銃火器のパーツ、戦闘用ナイフ、スタンガンなど) の販売

要するに、自分の子供に胸を張って見せられないような内容のブログはダメだよと言うことなんですね。

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僕は別に煙草は吸いませんし、ギャンブルも全くしたことがないです。どちらかというと下ネタもあまり露骨だと引いてしまう方ですしね。
ここで見てほしいのが箇条書きの3番目の『アルコール飲料のオンライン販売』
飲酒を助長・奨励するようなことはGoogleさん的にNGということですが、問題は「助長・奨励」とはどの程度のことを指すのかということです。
直接的にAmazon等の通販サイトにリンクさせてアルコールを購入できるようにするのはもろにアウトです。
「昨日の飲み会で泥酔して課長の頭ぶん殴っちゃった」のような過度の飲酒で暴力的行動に出たという表現も当然ダメ。
反面、「ビールの作り方」だとか「日本酒に含まれる成分」のような豆知識はOKですし、料理のサイトで「ワイン煮にしましょうね~」「ビールで肉を柔らかくしましょう」というのももちろん大丈夫。

 

僕は本店の方で時々「たしなむ程度にお酒を飲んだよー」という内容の記事を書くのですが、ここにすら『GoogleAdSense』の広告が表示されないんですよね。他のページは表示されるのに。

単語レベルで弾かれるようで、「唐揚げにはビールだよね」「刺身と日本酒を合わせたい」というのもダメ。個人の感想レベルでも飲酒推奨になってしまうのです。

ひとつひとつのWebページを読み込んで判断しろというのは不可能なのである程度形式的に振り分けているのは仕方ないですけどね。

Googleさんとしては、「酒のことをメインに書いていないから審査を通したけど、少しでも酒の匂いがするページは広告表示しないからな」ということなのだと思います。

郷に入っては郷に従え

まぁ、広告を提供してもらっている立場としてはGoogleさんの方針に従うしかないですし、修正可能な部分については修正して載せています。

 

ビール→麦のお水

日本酒→お米のお水

 

せっかく書いた記事を生かすには、表現を歪めるしかないのです。

www.utakata-radio.com

「麦のお水」パターンである。

www.utakata-radio.com

下の記事は、書籍の中のひとつの章のタイトルが『一人生ビール』だったのですが、『一人生〇〇〇』と伏せたらOKという謎采配。

なんだかいやらしい感じになっちゃったじゃないか。

 

臨場感も何もあったものではないけれど、こうすることで広告が表示されたので、「まぁええやろ」という判断なのでしょう。

 

こうして生まれた出張所

そのような経緯で、Googleさんの顔色を伺いながら書かなくていいような気楽な空間が欲しかったので、『うたかたラジオ出張所』が生まれました。

言いたいことも言えないこんな世の中じゃpoisonですよ。

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僕は太田和彦さんの本が好きなのですが、本店では遠慮して書けなかったですし、日本酒のイベントに参加してもやはり書けなかった。

超・居酒屋入門(新潮文庫)

超・居酒屋入門(新潮文庫)

 

大好きなゲームも少し過激な表現を使わないと臨場感が伝わらないのに使えないジレンマ。

うたかたラジオ出張所では本店よりもさらに自由に色々書いていきたいと思います。